このブログについて

このブログ「otonokiroku(音の記録)」は、
親の病気の発覚から、介護、そしてその後の生活までを、
ひとりの家族としての視点で静かに綴っている記録です。

母の病気の名前を聞いた日、
わたしの中の時間の流れは少し変わりました。

医師に「余命はおよそ半年」と告げられたのは半年前のこと。
いま母は、その宣告を越えて、静かに日々を重ねています。

このブログは、現在を起点としながら、
過去への回想と、これから起きていく出来事を
ゆっくりと記録していくものです。

焦らず、飾らず、
ありのままの気持ちと日常の揺れを
そっと言葉にして残していきたいと思っています。


ブログに込めた想い

この場所をつくろうと考えたのは、
同じように親の病気や介護に向き合っている誰かが、
どこかの一文でふと
「ひとりではない」と感じられたら——
そんな願いからでした。

そしてもうひとつ、
母の人生をきちんと記録に残したいという思いがあります。

どんな日常にも、
その人の生きた証や、家族の温かさが確かに息づいています。

そのことを言葉として静かに残していくことが、
いまのわたしにできる小さな使命のように感じています。


書いている人

ここに綴るのは、
ひとりの娘として、家族として、
母のがんと向き合う日々の記録です。

仕事では、相続や生前対策、終活のご相談に携わることがありますが、
このブログでは、「家族としての視点」で感じたことを書いています。

医療や制度について触れることもありますが、
専門的な助言を目的としたものではありません。
わたし自身の体験と調べた範囲に基づく記録です。


このブログの内容について

ブログ内で触れる医療や介護、行政制度は、
あくまで筆者の体験と調べた内容に基づいています。

できる限り正確に書いていますが、
制度や条件は地域や時期によって変わることがあります。

実際に手続きが必要な場合は、
医療機関・自治体・専門家の最新情報をご確認ください。


写真とビジュアルについて

掲載している写真は、基本的にイメージ写真を使用しています。
家族や人物の実際の写真は載せていません。

ただ、記録として必要と感じた場合は、
慎重に検討しながら使用する可能性があります。


これからのこと

このブログは、
“ひとりの家族としての歩み”を残すための場所です。
静かに、淡々と、続けていこうと思います。

ここに並ぶ言葉が、
誰かの勇気や準備のきっかけになれば——
そんな願いも、そっと胸に置いています。


ご連絡について

ご感想やメッセージは、
以下のメールにて受け付けています。

📩 otonokiroku@gmail.com
(内容により返信が難しい場合があります。ご了承ください。)


おわりに

誰もがいつか向き合う“親の病気”や“介護”という現実。

そこには、悲しみだけでなく、
人の優しさや、時間の尊さが静かに息づいています。

わたし自身の歩みを通して、
どこかに小さな光が灯るような瞬間が生まれたら嬉しいです。

経験が、誰かの安心につながりますように。
これからも静かに綴っていきます。

▶最近の記録はこちらにまとめています。
 よかったら、ゆっくりご覧ください。